他のお母さん達の話を聞くと余計に不安になってしまう
Q15.他のお母さん達の話を聞くと余計に不安になってしまう。
A15.
受験の先輩である他のお母さん方は、体験談を教えてくれます。
ただ、気をつけなければいけないのが、数々の話を耳にするうちに、情報に惑わされて不安になる場合があるということ。
気をつけてください。お子さんとまったく同じ家庭環境に育ち、同じ性格をして学力も同じ…という子はいないのです。条件や環境が違う、あくまでも他の子の例です。
塾の選び方も受験中学の決め方も、ご自分の目で確かめ、ご自分で塾や学校に出むいて確かめることが重要です。困ったことがあれば、お通いの塾にすぐに電話してみましょう。
Q16.親が忙しいので、勉強を見てあげる時間がないが大丈夫か?
A16.
低学年のうちは、お母さんまたはお父さんがそばについていてあげるのが理想的です。
勉強を教えると言うよりも、そばで様子を見ていることが大切。励ましながら、楽しく勉強を進めて、学習習慣をつけてあげましょう。このような機会がない
まま低学年を過ごす子は、特に自立心が強い子でない限り、高学年になっても学習習慣がついていないことが多いです。
勉強に慣れてきた子には、つきっきりの必要はありません。お母さんはペースメーカーになることが重要です。
勉強が計画通りに進んでいるかを見てあげるのです。
たとえ短時間であっても、予め一緒に勉強する時間を約束しておくのも良いでしょう。例えば、平日夕食の片付けが終わった40分間、平日は無理なので土曜日の午前中・・・などというように決めて、この時間を有効に使うのです。
すべての勉強を自立して自分で解決していく子はいません。日々の励ましがあってこその成功です。お子さんの中学受験は「家族の中学受験」だと考えて、サポートしていきましょう。

