恋愛の話

お見合いで出会った最悪にムカつく男性の話

気が合わない人とお見合いをすると地獄の時間になるっていうこと。。。

婚活なんてしたくないと言い続けているサヤです。

世の中には、どう転がっても自分と合わない人っていますよね。
そんな人は放っておくのが一番な事くらい、私も理解しています。
そう思って放置してたはずが…

事の始まりは…親戚のおじさんの同窓会。
懐かしい面々に会い、話がどうすすんだのか…なぜか私に対しての【見合い】の約束を持って帰りました。

写真を見せていたたいた時

サヤ
「いくらなんでも年上すぎ!」

と思いました。

しかし実際は私より二歳くらい若い…。

叔父の兄弟かと思うくらい(つまり実父くらいな感じ)
年齢よりも外見よりも
【生気のなさ】に即お断り。

 

見合いとか、する気もなかったし。。。

しかし、叔父にも都合があるのか、故意にその人と私を出くわせさせました。

夕方まで観光させてくれと。(他県民らしい)

叔父の立場もあり、半日【観光係】になりましたが、第一印象から…もう最悪。

私の車を知らせられてたのか【無言】で乗り込んできました。

挨拶もなし?!

この時点で私の気持ちから【叔父への建前】は消えました。

サヤ
「…どこをご案内しましょうか?」

「どこでも…(ウフッ)」

サヤ
「…定番ですが○○あたりはいかがですか?」

「なんでも…(ウフッ)」

任せっきりって…

無言で車を走らせある観光地のアーケードに着くと、無言で立ち去ります。

(来た事あるのかな?)

駐車場に車を停め、戻っても居やしない。

一時間後…

「見終わりました」
と戻ってきたよ…?

 

次の観光地へGO

今度は車を一緒に降りましたがスタスタ勝手に進みます。

当然、会話なく終了。
(アタシャ、タクシー運転手か…)

(聞いても無駄やろけど…)

サヤ
「次はどうしますか」

「○○に行きたいです」

(お?初めて意思表示)

でも…○○って…北海道から出店してきたラーメン屋。

(なぜ?ここで北海道…)
反論するのも馬鹿らしくお連れしました。

レンゲにミニラーメンをつくりチマチマチマチマ食べる姿に、つい…

サヤ
「男の方がそうゆう食べ方って…」

(普段は気にもしませんが)

「猫舌さんなんですっ(ウフッ)」

え?今、なんか聞こえた。
猫舌【さん】?
…気のせいかな…

「あ!サヤさんにコレあげます(ウフッ)」

ウエストポーチから出てきたのは
【ウサギのぬいぐるみ】…

「可愛いの好きなんです(ウフッ)」

って…
今時ウエストポーチだけでも大寒波、引きまくりなのに
【ウサギのぬいぐるみ】だぁ?

急に饒舌になり不思議な世界観の会話が始まり…悔しいかな一言も返せませんでした。

 

恐怖の時間が果てしなく続く

「女性とお付き合いしたことがなくて…」
(ウサギ入りウエストポーチじゃ無理っしょ)

「あ!でも経験はありますよ(ウフッ)」
(なんの経験だ…)

「ソープって別名【特殊浴場】って…」
(知らんがな…)

「受け身が楽で~」
(なんや、こいつ、むかっっとくるわ~)

勿論ラーメン代は割り勘で、

暫くはあてもなく運転していましたが、聞くに耐えない内容ばかり。

叔父との約束の時間まで残り二時間!
…我慢よ、私!!

車中では…
「親父にはビシッと嫁さん決めてこいって言われたんですよ(ウフッ)
子作りしなきゃなので言っておかなきゃ(ウフッ)」

サヤ
「スミマセン。私、そうゆうつもりサラッサラ無いんで…」

「僕、車の免許ないですがサヤさんがあるから困らないです(ウフッ)」

(華麗にスルー?)

サヤ
「…免許ないんですか?」

「いつもひとりぼっちだし、必要なかったから(ウフッ)」

サヤ
「…いちいち鼻で(ウフッ)っての止めてもらえないですか」

「え?何の事です?(ウフッ)」

…ダメだコリャ…

「あっ!!」

(何よ、今度は)

「コンビニ寄ってください!」

コンビニに駆け込む後ろ姿は、手は軽くグ、握った手の平は地面に平行…

もろ【カマ走り】やんか~!!

 

もう、原因不明の全身の震えが止まりません

戻ってきた彼の手には
【1本のコーヒー】

「喉乾いちゃって(ウフッ)」

普通…
二人人分買ってきません?

サヤ
「まだ時間ありますが行き先ないので…止まりますね」

と、パチンコ屋の駐車場に車を止めました。

即座に車から降りて叔父に電話!

サヤ
「1秒でも早く引き取りに来て」(略)

「予定より早く叔父と合流しますから」

その後30分無言です。

私はイライラしてハンドルをカチカチ爪で叩いてました。

流石に私のイライラを感じたのか

「僕っていつも人をイライラさせるんですよね…(ウフッ)
気付けば友達って呼べる人、誰もいないんです(ウフッ)
僕がこんなになったのは、親が厳しくて何でも命令するほうだったから…」

【ブチッ!!】

サヤ
「あのね!ヒトのせいにする事ちゃうやろ。
挨拶はしやせん、自分の話ししかしやせん、まして相手の反応まるっきり無視。
挙げ句、こんな僕になったのは親のせいだ?
いい大人が何言うとんや!
友達おらんなる理由考えたことあるん?」

【堪忍袋の緒】が切れました。

サヤ
「この4時間がどれだけ退屈で腹ただしく、気分が悪いか!
友達は自分で作るし、関係を守るもんでしょ!
人のせいにする前に、自分の態度考えなアカンやん。
嫁だぁ?子作りだぁ?
会話が成立しぃひん、でも自分は平気な状態で、誰がくっつくねん」

「………」

(ヤバイ、言い過ぎたか…)

「ありがとうございます(ウフッ)。
サヤさんみたいに僕の事思って意見してくれた人は初めてです(ウフッ)。
サヤさんが気に入る男になるから【僕を育てて】ください(ウフッ)」

キモッ!!!!!

サヤ
「私…自分好みの男性育てるより、
既にそこそこ常識のある男性探したほうが早いんでお断りします」

「そんなぁ~(ウフッ)」

って、いつの間にか弄ってる【タヌキのぬいぐるみ】何処から出た。

「あ、可愛いでしょ?こっちは可愛いからあげませんよ(ウフッ)」

い ら ん わ っ !

慌てやってきた叔父に無言で引き渡し、アクセル全開で立ち去りました。

 

…あれから二ヶ月…

今日届いた小包には【タヌキのぬいぐるみ】と一枚のメモが。

「タヌキさん、サヤさん欲しそうだったから、淋しいけどあげます。
僕だと思って可愛がって下さい。
これで機嫌、少しは直りますよね?」

明日、叔父の家に怒鳴り込んで叩き反します。

男性とお見合いデートは初めてだったのですが…私はこの男性が好きにはなれませんでした。。

男性って【こんなん】でしたっけ?!

誰が【違う】と言って~
男性不信になりたくないよぅ。

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