それがプレイだったと全く気付いていなかった
今日のオナニーがめちゃくちゃ質が良かった。
お尻とシーツの間がぐしょぐしょになるまで濡れたし、新たに「あ、私ここでもイけるんだ!」というポイントを見つけた。
サヤ、ご満悦(*´▽`*
今日は思い出話をしようと思います。
あれは花も恥じらう18の頃。
私はとあるドラッグストアでバイトに勤しんでおりました。
深夜のシフトだったんですが、生まれ育った田舎はまだまだ
「若い娘が夜遅く出歩くんじゃない!」と
いう風潮が強く、うちの店も例に漏れずその時間帯出ている年齢層といえば40~50代が主。
なので若い女性といえば私ぐらいのものでした。
ある日の閉店も間際かという時刻。
客もかなりまばらになり暇of暇を持て余していた私に一人の男性客が声を掛けてきました。
年齢は20代にも見えたし、見ようには40代にも見えました。
ネルシャツにチノパンという地味な格好に、とんぼを彷彿とさせる大きくてやはりダサい眼鏡、ボサボサの黒髪。
「あの…ゴムはどこですか?」
お客様は私にそう尋ねました。
失礼ながら、女性とそういうことをする事に恵まれている容姿には見えなかったので、最初から避妊具という可能性を除外し
「輪ゴムでしょうか?それでしたら文房具コーナーです」
とご案内しました。
しかしどうも違ったようです。
「コンドームです…」
へ~この人でもそういうことできるんだ~などという失礼な思いを抱いたのは年齢故、世間を知らぬが故です。
叱責には及びません。
商品が陳列されている棚までご案内し、一礼してその場を離れようとすると、
「あの、僕今度初めてするんです。どれがいいか選んでもらえませんか?」
思えば、男性が私に声を掛けてきた時からプレイは始まっていたのです。
しかし、なんということでしょう。
果たしてその純さは年齢故か、世間知らず故か、はたまたただのアホか。
18の私はその事に全く気付かないのです。
「そうなんですか?初カノですか?おめでとうございます」
やはりアホだったようです。
しかもあろうことか、ならば先輩として教鞭を取らねばなるまいと、間違ったベクトルの使命感に燃えるのです。
お母さん、私はやはり貴女の娘です。
今度こそどうか厳しく叱ってください。
「やっぱり一番人気はサガミですね。よく売れてます。彼女さんも初めてなんでしょうか?だったら潤滑剤があるともしかしたら役に立つかもしれませんよ。あ、女性にはこちらのバタフライが人気ですよ。パッケージがいかにも女性向けでかわいらしいですよね。あくまで個人的な意見なんですけどやはり初めての時は女性の意思と体を尊重した内容でうんたらかんたら」
なにせ得意分野、ひいては趣味。
饒舌が過ぎるのです。
今なら何故お客様が一度も笑顔を見せてくれなかったのか、よく分かります。
ドン引きしておられるからです。
お客様が本当にお求めだったのは避妊具などではないのです。
生娘の赤面、戸惑いの表情、その恥じらう姿…。
まさか今時珍しい黒髪の(当時は高校を卒業したら茶髪が当たり前でした)、眼鏡と薄化粧の地味なバイト店員の中身がクソビッチヤンキーだとは思いもよらないのです。
結局、お客様はその後も一言も発さず、サガミの0.02を握りしめレジに向かわれ、逃げるようにお店を後にされました。
もしかの男性客が処女信仰に厚い徒だったとしたら、とんでもないトラウマを与えてしまったと申し訳なく思うところです。
あれを機に清純派ビッチ信仰に鞍替えしていることを祈ります。
接客って難しいですね。